
リーダーシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力
荒木香織
講談社 / 2019-12-18
この本について
リーダーとして動いていると、部下のやる気が読めなかったり、自分ばかり頑張っているように感じたりして、ふと「これでいいのかな」と立ち止まることがあります。私も同じで、求められる役割と、自分ができていることの差にモヤモヤする日がよくあります。 この本が助かったのは、リーダー像を“強い誰か”としてではなく、「フォロワーの可能性を引き出す存在」として描いているところでした。たとえば、部下の成長のためにまず必要なのは、難しいテクニックよりも「基準を示し、話を面倒がらずに聞く」ようなごく地味な姿勢だと書かれています。また、フォロワーのマインドセットをどう変えていくかのプロセスが具体的で、意義を一緒に言語化したり、プロセスの決定権を少しずつ渡したりと、明日から試せる行動に落ちているのがありがたかったです。 さらに響いたのは、「自分もフォロワーも、今より成長できると思える環境をつくるのがリーダーの仕事」という視点でした。できていない部分に目が向きがちな日でも、些細な良さを拾って互いに認め合うことで、チームの空気が変わる。実際にやってみると、小さい行動でも確かに手応えがありました。 「頑張っているのに、うまく導けている実感がない」と感じている人にはとても刺さると思います。リーダーという役割の捉え直しにちょうどいい一冊でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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