
童貞の勝算
川瀬 智広
マネジメント社 / 2019-11-11
この本について
人と話すたびに「なんか噛み合わないな」とか、「頑張っているつもりなのに距離が縮まらない…」みたいな感覚、けっこうしつこく残りますよね。仕事でも恋愛でも、相手にどう届いているか分からないまま動いてしまって、あとで一人反省会…自分も何度もやりました。 『童貞の勝算』は、そういう“モヤモヤしたまま動いて空回る”状態をいったん止めて、相手の側から物事を見直すきっかけになる本でした。たとえば「相手の脳みそで考える」という発想や、「どう話すか」より「どう話してもらうか」に意識を向ける姿勢は、読んだその日から対人の空気が変わります。あと、否定ワードを無自覚に使っているだけで印象が落ちるとか、服のサイズや季節感みたいな基本を整えるだけで会話の入り口が広がるとか、抽象論じゃなく“そのまま試せる具体”が多いのも特徴です。 個人的に刺さったのは、「今までつるんできた仲間や環境の影響がかなり大きい」という話で、自分の迷い方や悩み方の癖って、意外とそこで決まっているんだなと腹落ちしました。無理に自分を作るんじゃなく、環境ごと変えていく選択肢もあるんだと感じられたのは大きかったです。 恋愛がテーマの本ではあるけれど、実際は“人と関わるときの基礎体力”を整える内容が多いので、職場でもプライベートでも「コミュニケーションに自信が持てない人」に静かに効くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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