
世界中の女子が読んだ! からだと性の教科書
エレン・ストッケン・ダール、ニナ・ブロックマン、池田 真紀子、高橋 幸子
NHK出版 / 2019-12-25
この本について
性のことや自分の体のことって、なんとなく「知ってるつもり」で過ごしがちですが、いざ判断しなきゃいけない場面になると、一気に心細くなることがあります。周りの意見やネットの噂に振り回されて、「自分の基準」がどこにあるのか見えなくなる感覚、けっこう多いんじゃないでしょうか。僕もその一人でした。 この本は、そういうモヤモヤを力づける“知識の土台”をくれます。まず、自分の体について決める権利を他人に渡さないために、医学的な事実をわかりやすく差し出してくれるところが大きいです。PMSやPMDDの話も、単に症状の説明ではなく、「どこまでが普通で、どこからが危険なのか」を線引きできるようになる。避妊や妊娠についても、責任や負担がどこにあるのかを現実的な視点で示してくれるので、誰かの価値観に合わせるのではなく、自分が納得して選べる状態に近づきます。 性欲や外性器のしくみの話も、決めつけや偏見を外して、そもそも人の体には幅があるという前提に戻してくれるので、「自分は普通なのか」と不安になりがちな人ほど救われると思います。僕自身、こういう情報を学生の頃に知っておきたかったなと何度も感じました。 自分の体に関する判断を、もっと自分の手に取り戻したい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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