
リクルートメント・マーケティング(MarkeZine Digital First) 採用活動をマーケティングでハックせよ
小池 弾、加勢 犬
翔泳社 / 2020-03-25
この本について
採用の仕事をしていると、「この職場の良さ、候補者に全然伝わってない気がする…」とか、「業務が細かく分かれすぎて、自分の役割が何なのかよくわからない」というモヤモヤにぶつかることが多いと思います。僕も同じで、目の前のタスクを回すほどに、採用そのものの本質が遠ざかっていく感覚がありました。 この本が役に立ったのは、そうした行き詰まりの原因を“構造ごと”見直せたところです。まず、マス型組織ではスキルが均質化していくという指摘があって、そこに今の採用現場の限界が重なって見えました。単に求人票を磨くとか、媒体を増やすとかではなく、「自社がどう見られているか」をきちんと理解し、それを候補者視点で伝え直すところから採用はやり直せるんだとわかったのは大きかったです。さらに、労働市場という広い相手に向けて、会社の姿を正しく届けるためのコミュニケーションを自分の頭で考える必要がある、という当たり前だけど避けがちな本質にも向き合わされました。 採用の施策に行き詰まっている人よりも、「そもそも自社の魅力って何だっけ」と立ち止まってしまうタイミングの人にほど刺さる一冊だと思います。
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