
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン) の教科書
上戸 えりな
この本について
最近、なんとなくずっと疲れているのに「理由が説明できない」という相談をよく受けます。人に合わせすぎたり、小さな出来事を何日も引きずってしまったり、体調の波に気持ちまで左右されてしまったり。自分でもわかっているけれど、どう扱えばいいのか迷うんですよね。僕も同じで、気質ゆえのゆらぎに振り回される日があります。 この本は、そういう“自分でも言語化しづらいしんどさ”を丁寧に分解してくれます。たとえば、落ち込んだときに体や心にどんな反応が出ているかを書き出すワークがあるのですが、これが思った以上に自分のパターンを可視化してくれます。また、ネガティブに傾きがちな解釈を、無理に前向きにするのではなく「別の角度を足してみる」程度の現実的な受け止め方も提案されていて、気負わずに試せました。さらに、自分ペースの感覚を取り戻す話がとても腑に落ちて、頭で頑張りすぎていた部分に気づけた瞬間がありました。 特に、自分を責めがちな気質をどう扱えばいいかが丁寧で、強くなるよりも、まず“整える”ことを優先していいんだと肩の力が抜けます。こんな人に刺さると思います。つまり、頑張れるけれど疲れやすい人、自分の機嫌より周りを優先しがちな人。 刺さる人には静かに効いてくる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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