
「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと
ウスビ・サコ
この本について
最近、仕事でも人間関係でも、「正しさ」よりも周りに合わせることを優先してしまう瞬間が増えていませんか。自分の意見を言うと嫌われそうで黙ってしまったり、海外の価値観に触れると急に自信がなくなったり。僕もそうで、結局「自分って何なんだろう」と立ち止まることがよくあります。 この本は、そういうモヤモヤを一気に解消してくれるわけではありませんが、考え方の軸をそっとずらしてくれます。たとえば、異なる文化に触れるときに必要なのは、無理に同化しようとする姿勢ではなく、「自分の核を持ったまま相手に歩み寄る」という視点だと教えてくれます。あるいは、仕事そのものを目的にしてしまうと人生がしんどくなる理由も、著者自身の体験を通して腑に落ちる形で語られています。また、世界と関わるときに大事なのは“救う側”に立つ発想ではなく、一緒に問題を解いていく姿勢なんだと気づかされます。 特に、他者と価値観がぶつかることを過剰に恐れてしまう人や、日本の外に出た瞬間に自分の尊厳が揺らぐ感覚を味わったことのある人には、かなり刺さるはずです。グローバルとか国際化といった言葉に苦手意識がある人こそ、肩の力を抜いて読める一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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