
脳と森から学ぶ日本の未来
稲本 正
この本について
仕事に追われていると、ふと「自分、考えているつもりで考えてないかも」と不安になる時があります。情報に振り回されて、結局どこにも深く辿り着けない感じ。環境の話も、進化の話も、どこか“専門家のもの”みたいに遠く感じてしまう。でも実際は、自分の暮らしや感覚と地続きのテーマなんですよね。 『脳と森から学ぶ日本の未来』は、その距離感をやわらかくほどいてくれる本でした。読者の方が保存している部分を見ると、刺さったのは「人間はそんなに合理的でも特別でもない」という視点の転換だと思います。腸や肝臓が勝手に情報交換している話も、ウイルスが進化に寄与している話も、どれも“自分の外側に広がっている世界の仕組み”を具体的に教えてくれる。日本人の自然観の歴史に触れる章も、今の働き方や考え方の“無理”の根っこを照らしてくれる感覚がありました。 この本は、自然を守れとか、日本文化は素晴らしいとか、そういう単純化では語らないです。むしろ「どうして日本では環境の議論が噛み合わないのか」といった面倒なところにも踏み込みます。そのぶん、読み終わる頃には、自分の思考のクセや、物事を見るときの立ち位置が静かに更新される感じがあります。 「知識を吸うだけじゃなく、世界の見え方を整理したい人」に刺さると思います。自分もそうでしたが、今の社会のざわつきに疲れている時ほど、こういう本が効きます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




