「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには (角川書店単行本)

「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには (角川書店単行本)

出口 治明

累計読者数9
平均ハイライト数 25.3件/人
star総合評価 69/100
start序盤集中型

この本について

最近、「この人には伝わるのに、あの人には全然伝わらない…」みたいなズレに疲れることが増えていませんか。相手の背景も、自分の前提もつかめないまま話している感覚というか。子どもの教育に限らず、職場でも家庭でも同じで、どう向き合えばいいのか迷う場面って多いですよね。 この本は、そういう“噛み合わなさ”の理由を、時代背景や社会経済的な前提の違いから丁寧にほどいてくれます。相手の「何を知らないのか」ではなく、「誰なのか」に目を向けるという視点は、読んでいてけっこう刺さりました。また、タテ(歴史)・ヨコ(世界)・算数(データ)というシンプルな枠組みで物事を捉える考え方は、日々の判断ミスを減らすのにそのまま使えそうです。教える側として“全部を背負わなくていい”という距離感も、変に力んでしまいがちな人には救いになると思います。 特に、誰かに教える立場にいるのに「自分の伝え方はこれでいいのか?」と不安を抱えがちな人には、地に足のついたヒントになるはずです。相手に腹落ちしてもらうとはどういうことか、自分の視界の狭さがどこから来るのか。そのあたりを静かに整えてくれる本でした。

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