
データ分析人材になる。 目指すは「ビジネストランスレーター」
木田 浩理, 伊藤 豪, 高階 勇人, and 山田 紘史
日経BP / 2020-10-16
この本について
データ分析の話になると、つい「とりあえず集めて、なんとなく可視化して…」と動き始めてしまうことが多いですよね。あとになって「そもそも何を明らかにしたかったんだっけ?」と迷子になる感覚、僕もよくあります。データが足りなかったり、期間設定がズレていたり、依頼者と認識が合っていなかったり…。分析以前でつまずくあの感じです。 この本は、まさにその“手前の段取り”に光を当ててくれるところが特徴でした。特に刺さったのは、いきなり分析に入らず、依頼者と「何を解決したいのか」を納得いくまですり合わせるプロセス。どんな仮説が検証できるのか、どのデータでどこまで到達できるのかを、最初に一緒に確認する。その丁寧さが、結局いちばん遠回りしない道なんだと実感しました。また、データが完璧でなくてもいいという視点も救われました。欠損や粗さは前提として、今ある情報で“何を言えるのか”を整理していく姿勢がすごく現実的です。 「ビジネスの中で役に立つ分析とは何か」を、スキルの羅列ではなく、実務の流れに沿って理解したい人にちょうどいい一冊だと思います。自分の分析が“作業で止まってしまう”と感じている人ほど、気づきが多いはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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