
どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)
みうらじゅん and リリー・フランキー
新潮社 / 2021-05-01
この本について
最近、人間関係でも仕事でも「なんでこんなに疲れるんだろう」と思うことが多くて、原因をたどるとだいたい“自分の頭の中で勝手に難しくしているだけ”なんですよね。相手の言葉を深読みしすぎたり、未来の不安を先回りしたり、プライドにこだわって身動きが取れなくなったり。自分でもうすうす気づいているけれど、どう扱えばいいのかわからないまま放置してしまうあの感じです。 この本は、そのモヤモヤを「そんなに構えなくていいんだよ」と軽くほぐしてくれます。例えば、予測できる未来なんて「いずれ死ぬ」くらいしかないから、必要以上に不安に乗っ取られなくていいという視点とか、プライドはむしろ削ったほうが日常がラクになるという指摘とか。どれも笑いながら読めるのに、気づくと自分の考え方のクセをそっと外してくれる。不義理していても冠婚葬祭には必ず顔を出す、なんて話も、結局“人とどう関わるか”のリアルな温度感を教えてくれます。 特別な成功法則を語る本ではないけれど、平凡でいることの強さとか、想像できない方向に転がっていく人生の面白さとか、肩に力が入りすぎたときに思い出すとちょうどいい言葉が詰まっています。 「頑張ってるのに、心だけが置いていかれる感じがする人」に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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