
売れるパッケージデザイン 150の鉄則
小川亮
日経BP / 2020-10-26
この本について
パッケージの仕事に関わっていると、「このデザイン、本当に伝わってるのかな…」みたいな不安が定期的にやってきませんか。目立てばいいわけでもないし、情報を盛れば盛るほど逆効果な気もするし、結局“正解”が見えなくなるあの感じです。僕もよく迷います。 この本が良かったのは、抽象論ではなく、現場でつまずきやすいポイントを“視点の切り替え”として示してくれるところでした。たとえば、初回購入は一瞬の判断で決まるからこそ「伝える情報は絞る必要がある」という話や、情緒的価値が中身の印象まで変えてしまう“感覚転移”の話は、実務にそのまま落とし込めます。さらに、購入から廃棄までの体験もデザインの一部として扱う視点は、案件に向き合う温度を変えてくれました。 もうひとつ刺さったのは、“目立つ”ことが衛生要因に過ぎないという指摘です。どれだけ派手にしても一定ラインを超えると効果が頭打ちになる…。だからこそ、ブランドが約束する価値をどう正確に、過不足なく伝えるかが肝になるという話は、自分の判断軸を整理する助けになりました。 パッケージが「売るための飾り」ではなく、ブランドの約束やユーザー体験そのものだと捉えたい人には特に刺さると思います。僕と同じように、毎回の判断に迷いが残るタイプにはちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
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