
リモートワーク大全
壽かおり
ポプラ社 / 2020-11-18
この本について
在宅で働いていると、「今日も誰とも話してないな…」とか、「集中してるつもりなのに1日が溶けていく」という日がけっこうあります。僕もずっと、リモートの距離感とリズムづくりに落ち着きどころを見つけられずにいました。 この本を読んで救われたのは、リモート環境を“根性ではなく仕組みで整える”という視点でした。たとえば、毎朝のオンライン朝礼で軽く一言を交わすだけでも、孤立感が薄れて仕事のスイッチが入ること。誰かと深い話をするわけじゃなくても、最低限の声を出す習慣が1日の姿勢を整えるんだと気づきました。また、25分の集中時間を「タイムアタック」として扱う発想も妙にしっくりきました。締め切りを自分の中に人工的につくると、案外エンジンがかかりやすい。リモートはダラける場じゃなく、工夫すればペースが作りやすい場なんだと思えた瞬間でした。 全体としてこの本は、「リモートでも働ける」ではなく「どうすればリモートでちゃんと機能できるか」を、地に足のついた例で見せてくれます。気負わず実験できる工夫ばかりなので、完璧じゃない自分でも取り入れやすいんですよね。 在宅での働き方にまだしっくり来ていない人に、とくに刺さる一冊だと思います。
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