
ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。
森 秋子
KADOKAWA / 2021-03-03
この本について
お金のことを考えるときって、「ちゃんとしなきゃ」と思うわりに、実際の行動はぼんやりしがちじゃないでしょうか。気づけば財布の中身も気持ちも散らかっていて、何に疲れているのか自分でもよく分からないまま過ぎていく。僕も同じで、節約本を読んでもどこか他人事に感じてしまうことが多かったです。 この本が少し違ったのは、「貯める技術」よりも、暮らしや気持ちの扱い方に話が及んでいるところでした。たとえば、ゼロ円の日を作って家にある食材だけで過ごしてみる、というごく小さな工夫が、自分の消費のクセを静かに教えてくれたりします。あるいは、持っているのに使えていない物を思いきって使い切ることで、ものの重さが変わって見えてくる瞬間もある。そういう日常レベルの変化が積み重なると、お金の流れまで自然とシンプルになっていくんだなと感じました。 もうひとつ印象的だったのは、人との関係まで“シンプルにする”視点です。相手のクセごと受け入れる話や、「エア愛人貯金」みたいなユーモアのある工夫は、完璧じゃなくていいという余白をくれます。お金も暮らしも、人と比べるより自分の気持ちに合う形を選べばいい、という姿勢が一貫しているんですよね。 周りの基準に振り回されやすくて、でも本当は自分のペースで整えたい人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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