
貧しい金持ち、豊かな貧乏人 賢い安上がりな生き方80の秘訣
ひろゆき(西村博之)
徳間書店 / 2025-04-30
この本について
お金の使い方って、正解が分からないまま日々の選択を積み重ねていく感じがありますよね。節約したいけど味気ない生活は嫌だし、かといって欲しいものを買えば罪悪感が残る。自分でも何にモヤモヤしているのかよく分からないまま、気づいたら「なんとなく損してる気がする日常」になっていたりします。 この本が面白いのは、派手な成功論ではなく、生活の小さな場面で視点をひっくり返してくれるところです。例えば、500円節約したら「働かずに500円稼いだ」と思ってみるとか、偶然見つけた公園や喫茶店をちゃんと楽しむとか、安いものを気楽に使うことで逆に自由になるとか。特別な努力を求められるわけではなく、日常の解像度が少し上がるような感覚があります。料理が好きならあえて良い道具を買って、結果的に外食が減るという話も、節約を義務ではなく“好きの延長”として扱ってくれるのが心地いいんです。 さらに、人のためにちょっとお金を使うと幸福度が上がる、という視点も印象的でした。大きな寄付の話ではなく、コーヒーを一杯ご馳走するくらいの温度感だから、こちらも背伸びせずに日常に取り入れられる。そんなふうに、「自分の生活をどう心地よく整えるか」という軸に戻してくれる本です。 気持ちよく暮らしたいけど、節約やお金との距離感に迷いがある人には特に刺さると思います。
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