
コンサルタント的 省力説明術。 (日経文庫)
小早川鳳明
この本について
資料づくりって、やればやるほど「どこから手をつければいいんだっけ」と迷いませんか。スライドを詰め込んでは散らかり、会議では相手に刺さらず、終わったあとに「あれ、何を伝えたかったんだっけ」と自分でもわからなくなる。僕もずっとそのループにハマっていました。 この本がよかったのは、派手なテクニックではなく、現場でつまずきやすい“ごく普通の悩み”をそのまま扱ってくれるところです。たとえば「まず全部書き出して、似たもの同士をまとめ、名前をつける」というシンプルな流れだけで、スライドの構成が急に整理される感覚がありました。さらに「1枚につき1メッセージ」「順番をストーリーとして並べ替える」という考え方は、紙芝居の例えがあまりに実感があり、僕自身も会議前に何度も並び替えをやり直すようになりました。また、相手の“世界観”に寄り添う仕掛けや、興味を持ち続けてもらう段取りの話は、結局プレゼンって資料だけじゃなく関係づくりなんだな、と視点を変えてくれます。 特別なセンスがなくても前より伝わる資料になる、そのために何を削って何を残すかを丁寧に教えてくれる一冊です。自分の説明が「なぜか伝わらない」と感じている人にはかなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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