
トロント最高の医師が教える 世界最強のファスティング
ジェイソン・ファン, イヴ・メイヤー, メーガン・ラモス, and 多賀谷 正子
この本について
食事の回数を減らしたいとか、間食のクセを直したいとか、頭ではわかっているのに体がついてこないときってありますよね。自分も「空腹=胃が空っぽだから」と思い込んでいて、意思の弱さの問題だと決めつけていました。でも、この本を読むと、空腹や満腹ってもっとホルモンに左右されていて、感覚のほとんどが“条件反射”として作られているだけなんだとわかります。 たとえば、同じカロリーでも食べるものによってホルモン反応がまったく違うこと。ジャムパンではすぐお腹がすくのに、たんぱく質や脂質があるとしっかり満たされる理由が腑に落ちました。あるいは「いつも食べてる場所で空腹になる」という条件反応は、食べる場所を決めたり、間食の時間を水に置き換えたりするだけで崩せるという話。こういう“行動レベルでできる工夫”が具体的に書かれていて、生活にそのまま入れやすいです。 ファスティングと聞くと極端な我慢を想像しがちですが、この本は「体脂肪を使う時間をつくる」というシンプルな考え方に寄せていて、むしろ現実的。オートファジーの話も、特別なものというより“体の仕組みのひとつ”として説明されているので、怖がらずに読めました。 食欲との付き合い方を、根性論ではなく仕組みから考え直したい人に刺さる一冊だと思います。
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