
グロースマーケティング
株式会社DearOne
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2021-04-23
この本について
マーケまわりの仕事をしていると、「数字は追っているのに、なぜか事業が前に進んでいる感じがしない」ときがあります。目の前の改善はやっているつもりでも、売上や継続にどうつながっているのかが見えない。自分もずっとそのモヤモヤを抱えたまま、施策だけが増えていく時期がありました。 この本が効いたのは、“どこを見れば成長につながるのか”の筋道がかなり具体的に示されていたからです。特に、ユーザーの行動を「新規・復帰・定着・休眠」の状態で見分ける発想や、「整える」プロセスが何より欠けがちだという指摘は、そのまま自分の現場の問題点と重なりました。また、チャーンが起きる瞬間を行動データで捉えて、事前に手を打つ話(シリーズ最終話後に解約が増える例など)は、施策の優先順位のつけ方の視点を変えてくれます。さらに、ノーススターメトリックのように“企業の目標”と“ユーザーの体験”を同じ軸で扱う考え方も、ただのKPI設計とは別物で、実務にそのまま持ち込める感覚がありました。 部分最適の改善に疲れている人よりも、「全体をどう見直せば成長につながるのか」を知りたい人に刺さる本だと思います。自分のように、日々現場で迷っている人間にとっては、無理に煽らず淡々と“見る位置を変える”ための本としてちょうどよかったです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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