
問題をシンプルにして毎日がうまくいく ふだん使いのGRAPHIC RECORDING
吉田 瑞紀
この本について
仕事の話を聞いているときや、会議のメモをまとめるとき、「全部書いたのに全然頭が整理されない…」みたいな感覚が続くことってありませんか。自分でも何に詰まっているのかよく分からなくて、ただ情報に振り回されている感じ。僕もずっとそのタイプでした。 この本を読んで面白かったのは、グラレコの練習って“絵のスキル”ではなく、“考えるプロセスそのもの”を鍛える行為なんだな、というところです。イラストが上手いかどうかよりも、一度抽象化して「結局これは何の話?」と捉え直すことのほうが大事で、むしろ絵が描ける人ほど余計な情報を盛り込みがちになる、という実例まで書かれていて妙に納得しました。目や耳に入ってきた情報を「もし絵にするとしたらどう表すかな」と考えてみるだけで、言葉だけだと流していたポイントに引っかかるようになっていく感覚があります。 タイトル、キーワード、要約、そして流れを線でつなぐ。これを一つずつ分解して見せてくれるので、「思考をまとめる」という抽象的な作業が、手を動かせば前に進む具体的な作業に変わります。会議の理解度を上げたい人はもちろん、日々の情報処理で疲れがちな人にも効くと思います。 特に「考えはあるのに、言語化すると途端にぼやける」というタイプにはかなり刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
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