
「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない (SB新書)
坪田 信貴
SBクリエイティブ / 2021-07-05
この本について
「人に迷惑をかけないように」と育ってきたせいか、何か行動する前にいちいち周りの目が気になってしまうことってありませんか。誰にも迷惑をかけたくないのに、結局は誰かに文句を言われることもあって、「じゃあどう動けばいいんだ…」と止まってしまうあの感覚。僕自身も長くそこでもがいてきました。 この本は、その窮屈さを無理やり壊すというより、「そもそも迷惑ゼロで生きるなんて無理だよね」という前提に連れ戻してくれます。たとえば、子どものころに行動を制限されると、大人になって指示待ちになりやすい話。周りを気にしすぎる癖って、努力不足ではなく“育つ過程で身についたもの”なんだとわかるだけで少し楽になります。また、「迷惑をかけてもいい。その代わり、助け合えばいい」という世界標準の考え方に触れると、自分の行動のハードルが少し下がるんですよね。さらに、何をしても誰かに責められる前提だからこそ、自分の意思で選ぶしかない、という視点の切り替えも妙に腹落ちします。 息苦しさの正体に名前をつけたい人、助けを求めるのがずっと怖かった人には特に刺さると思います。無理に前向きにしようとせず、現実の中でどう軽くしていくかを一緒に考えてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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