
企画
高瀬敦也
クロスメディア・パブリッシング / 20230929
この本について
企画を考えるときって、「そもそも何から手をつければいいんだっけ…」みたいな迷子になる瞬間がありませんか。自分もよくあります。アイデアをひねり出そうとして空回りしたり、誰に向けた企画なのか途中で見失ったり。そのたびに「自分には企画力がないのかも」と落ち込んでいました。 『企画』は、そのモヤモヤに具体的な手を伸ばしてくれる一冊でした。抽象的な“才能”の話ではなく、「どう動けば企画が前に進むのか」を、実感レベルで教えてくれます。特に刺さったのは、ヒット作品を知ることが“共通言語”を増やし、企画の土台になるという視点。無理に奇抜さを出すより、まずは人とつながる言葉を持つことが企画の強さになる、という感覚が腑に落ちました。また、ビールと椅子の例のように、モノ同士ではなく“人の気持ち”を起点に組み合わせると、一気に企画が動き出す感じも、自分の仕事の場面に直結しました。 そして何より大きかったのは、「決める」という行為そのものが、自分を前に進ませるという話。企画とは、当たるかどうか以前に“選ぶこと”で価値が生まれる。これは仕事だけじゃなく、日常の小さな選択にもそのまま持ち込めます。 迷ったまま手が止まりがちな人や、「アイデアってどう作るんだっけ」と感じている人にとって、ちょうどいい地図になる本だと思います。
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