
なぜロジカルな人はメンタルが強いのか? 現代最強雀士が教える確率思考
小林剛
飛鳥新社 / 2021-10-04
この本について
仕事でも私生活でも、ちょっとした失敗や理不尽な結果があると、必要以上に引きずってしまうことありませんか。自分の判断が悪かったのか、それとも自分が弱いのか…と考え始めると、さらにパフォーマンスが落ちていく。頭では「気にしすぎだ」とわかっていても、気持ちがついてこないあの感じです。 この本は、そこで「精神論」に逃げず、偶然と因果をきちんと分けて見る視点をくれます。起きた結果をストーリーで説明せず、選択の理由を淡々と点検するだけで、無駄に落ち込む時間が減るという話は、自分でも試してみて手応えがありました。また、不安やピンチのときほど数字で状況を小さく分解する、というアプローチは、感情の波に飲まれやすい人ほど効くと思います。緊張も「異常ではなく、誰でも起きる現象」と捉え直すあたりも、変に自分を責めずにすむ感覚をくれました。 派手な成功法則ではなく、「起こるべき偶然が起こるだけ」という前提で、淡々と選択の質を上げていく。その現実的な距離感が、心を強くするんだなと腑に落ちます。たぶん、結果に振り回されがちな人や、自分の判断にすぐ不安を感じてしまう人に刺さる本です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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