
社長の心得 (ディスカヴァー携書)
小宮一慶
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2014-01-31
この本について
仕事って、結局どこを目指せばいいんだろう…と立ち止まること、僕はけっこうあります。数字だけ追っていると虚しくなるし、かといって理想論だけでは会社は回らない。そのあいだで揺れる日が続くと、「良い仕事ってなんだっけ?」という根っこから迷い始めるんですよね。 『社長の心得』が効いたのは、その問いに対して、抽象ではなく“順番”を示してくれたところでした。お客さんが喜ぶこと、仲間が喜ぶこと、そのための工夫。この三つを積み上げた結果として利益がついてくる、という視点に立つと、日々の判断がだいぶ整理されます。収益を追う前に、何を良くすべきかが見えるようになる感覚です。また、リーダーシップを「覚悟」と言い切るところも印象的で、先頭に立つ覚悟と責任を引き受ける覚悟があると、不思議と迷いが減ります。そして、働く人の幸せを会社がちゃんとつくれているかが、実は最強の経営指標になる、という考え方も、現場の空気を見直すきっかけになりました。 経営の原理原則なんて大げさだと思っていた人ほど、日々の小さな行動に置き換えられる内容だと思います。自分の会社を「もっと良くできる余地がある気がするけど、どこから手をつければいいかわからない」と感じている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの39%が集中しています。
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