
メタバースの歩き方 (往来ブックス)
株式会社往来 and 武者良太
幻冬舎 / 2022-03-31
この本について
メタバースの話って、どうしても「結局なにが本質なのか」が霧のままで、気になりながら後回しにしがちですよね。NFTとか相互運用性とか言われても、用語だけが先に立って、自分の生活や仕事につながるイメージがつかみにくい。僕もずっと同じ状態でした。 この本が助かったのは、メタバースを“巨大な夢の概念”として語るのではなく、「どの技術が、どんな理由で必要なのか」を地に足つけて説明してくれるところです。例えば、アバターの共通フォーマットVRMがあることで、サービスをまたいで同じ姿で存在できる、とか。NFTやブロックチェーンがなぜ“土地やアイテムの一意性”を支えるのか、とか。単語を知るだけでは絶対に得られない感覚的な理解が、読み進めるほど自然に積み上がっていきました。 定義の違いにも触れながら、「メタバースって結局どの方向に進もうとしているのか」を俯瞰できるのもありがたいです。特に、マシュー・ボールの少し未来を見据えた視点と比較するあたりは、単なる知識ではなく“考える軸”を作るきっかけになりました。 今のメタバースを表面的なブームではなく、具体的な仕組みとして理解したい人に刺さる一冊だと思います。僕と同じように、言葉ばかり増えて全体像が見えなかった人ほど、読んだあとに霧が晴れる感じがあるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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