
15人でスタートしたプルデンシャルを2万人に育てた 立ち上げリーダーの仕事
三森裕、早川勝
かんき出版 / 2022-02-09
この本について
仕事で人を巻き込む立場になるほど、「自分ばかり動いていて、チームが自走しない」「そもそもどんな人を仲間にすべきなのか判断がつかない」というモヤモヤが出てきますよね。私も、人を育てるどころか“自分が全部やったほうが早い”に逃げがちなタイプなので、この本を読んでかなり視点が変わりました。 この本が効いたのは、まず「自走する人は、最初の選び方でほぼ決まる」という冷静な事実を突きつけてくれたところです。求人広告を使わず、あえて“今いる場所で活躍している人”を探しに行くやり方は極端に見えるけれど、読んでいると「長く続く組織って、こういう覚悟からしか作れないのか」と腑に落ちていきます。また、営業所長の仕事は“アポ取りをやらせること”ではなく、“自ら動く人が育つまでの環境づくり”だと言い切る部分は、マネジメントに悩む人ほど響くはずです。私自身、「相手を変えようとしすぎていたな」と気づかされました。 さらに印象的だったのは、プルデンシャルが巨大になっても、目の前の仕事の本質を繰り返し語り続け、「成功より成長」という軸を組織全体に根づかせていったところ。儀式やツリーの話も派手さより“文化を受け継ぐための仕組み”として描かれていて、現実的で好感が持てます。 「採用・育成・マネジメントの“正解”が分からないまま毎日が過ぎていく」と感じている人ほど、この本は静かに効いてきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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