
小さな会社の〈人と組織を育てる〉業務マニュアルのつくり方
工藤正彦
日本実業出版社 / 2020-09-01
この本について
仕事のやり方が人によってバラバラで、任せるたびに不安になったり、自分しかできない仕事が増えていく感じ……小さな組織だと、これを放置してきたツケがある日どっと来ます。教える時間もないし、かといって採用で解決できるほど余裕もない。僕自身、ずっとこのモヤモヤを抱えていました。 この本は、「まず行動のカタチをつくる」という考え方が軸になっています。属人化したやり方を“現場の知恵”として外に出して、誰が読んでも同じ行動ができる状態にする。これができると、引き継ぎの不安が減るだけじゃなく、評価や指示の基準もぶれなくなるんですよね。マニュアル=お堅い書類、ではなく、育成や改善をまわすための“タタキ台”として使う感覚がしっくりきました。 特に刺さったのは、「育成の仕組みが整っていない会社に優秀な人は定着しない」という視点です。採用の前にやるべきことがある、という当たり前の話なんですが、行動レベルに落とすと急に見える景色が変わります。第三者が聞き出すことで初めて言語化できるノウハウもあり、このあたりは小規模組織ほど効果が出やすいと感じました。 「このまま属人化に頼った運営を続けるのは怖い」と少しでも思っている人には刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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