
寝る脳は風邪をひかない (扶桑社BOOKS)
池谷 裕二
扶桑社 / 2022-01-30
この本について
都会で働いていると、なんとなく疲れやすかったり、考えれば考えるほど判断がぶれる感覚ってありませんか。気を抜けば流されるし、かといって緊張しすぎてもパフォーマンスが落ちる。自分の脳の“適切な扱い方”がよく分からないまま、毎日を回している人は多いと思います。僕も同じで、調子が読めない日が続いたときに、この本を手に取りました。 読んでみると「慎重な場面こそ、ほどよい緊張が効く」とか「脳は物理的に都会向きに進化していない」といった、感覚的に腑に落ちる説明が続きます。モヤモヤを根性論で片付けず、仕組みとして理解させてくれるのがありがたいところです。また、熟慮するとかえって選択がブレる話や、読書は“消化しないと意味がない”という指摘もあって、日々の行動のクセを見直すきっかけになりました。 さらに驚いたのは、AIや医療の話題まで脳の文脈に落とし込んでくる点で、日常の悩みから未来の不安まで、同じ一本の線でつながって見えてきます。大げさに人生が変わるタイプの本ではないですが、明日からの疲れ方や判断の仕方が少し変わる感覚は確かにあります。 仕事や生活で「自分の脳のクセに振り回されている気がする人」に静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
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