
面白い物語の法則〈下〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術 (角川新書)
クリストファー・ボグラー&デイビッド・マッケナ and 府川 由美恵
KADOKAWA / 2022-02-10
この本について
物語を書いていると、ふと「このシーン、本当に必然性あるのかな」とか、「キャラが動かない…」みたいなモヤモヤが出てきませんか。僕も同じで、プロットを組むたびに迷子になっていました。そんな時に手元に置いていたのが、この『面白い物語の法則〈下〉』です。 この本が効いたのは、物語を“感覚”ではなく“環境と構造”から見直す視点をくれたことでした。日付や場所、社会的・政治的な力学まで含めて設定を組むと、キャラクターの行動に自然と制約と必然性が生まれる、という指摘がとても腑に落ちました。また、書きかけの作品の最初のページを見直すだけで、どこが弱いのかが急に見えてくる瞬間もあって、地味だけど確かな効き方をします。さらに、既存の脚本を分解して「どう機能しているのか」を観察するという姿勢は、単にテクニックを増やすというより、物語を見る目を育ててくれました。 派手な魔法はないけれど、「環境がキャラクターをどう動かすか」を丁寧に考えたい人には刺さると思います。創作で立ち止まっている時ほど、この本の落ち着いた視点が助けになるはずです。
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ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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