
パーパスのすべて 存在意義を問うブランディング
山田敦郎
中央公論新社 / 2022-03-09
この本について
仕事でも個人プロジェクトでも、「結局うちのブランドって何を大事にしてるんだっけ?」と立ち止まる場面ってありますよね。目の前の数字や施策に追われながら、もっと大きな視点で自分たちの役割を考えたいのに、具体的にどう考えればいいのか分からないまま時間だけ過ぎていく感じ。僕自身もずっとそのモヤモヤに悩んでいました。 この本が助かったのは、パーパスを単なる掲げる言葉ではなく、「ステークホルダーの共感をどう生むか」という現実的な視点で説明してくれるところです。ブランディングは在り方、マーケティングは売り方という整理も、日々の業務に落とし込みやすかったですし、なぜ今パーパスが必要とされるのかが、ユニリーバや東芝の具体的な事例から腹に落ちました。大きな社会課題の話と、自分の現場の判断がちゃんとつながる感覚がありました。 特に刺さったのは、良いパーパスは唯一無二でシンプル、そして大きな視点で語られるべきだというところ。Z世代や投資家を含む外部環境の変化を踏まえると、ごまかしのきかない軸が必要なんだと実感します。自分のチームの方向性を見直したい人には、静かに効いてくる本だと思います。 「ブランドの在り方を言語化したいけど、どこから手をつければいいか分からない人」に特に届くはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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