
20代の悩み、100の質問。 (ルーチェ出版)
安江 一勢
この本について
20代のころって、「働くって何なんだろう」とか「周りと比べて落ち込む自分がイヤだ」とか、言語化しきれないモヤモヤが積み重なりやすいですよね。自分も仕事に向き合うたびに、焦りと迷いを行ったり来たりしていました。でも、この本を読んだとき、少しだけ肩の力が抜ける感覚がありました。 とくに刺さったのは、「働く=周りをラクにする」という視点です。スキルや実績みたいな“正解”が見えないまま走っていると、自分の価値が分からなくなる瞬間があるんですが、誰かを少しでも助けられたなら、それだけでちゃんと働いている。そう言われると、日々の小さな行動にも意味が見えるようになります。また、比較や羨ましさを否定しない姿勢も救われました。「あ、これって欠点じゃなくて、自分の伸ばしたい部分を知るサインなのか」と思えるだけで、劣等感の扱い方が変わります。 行動に迷って動けなくなる人に向けて、「考えているだけでは何も変わらないけれど、自分を追い込みすぎないバランスも大事」という現実的な温度で書かれているのも、この本の良いところです。変わろうとしながらも空回りしてしまう人に、ちょうどいい距離感で寄り添ってくれます。 こんな悩みを抱えがちな人に刺さると思います。自分のペースで前に進みたいけれど、その一歩の出し方が分からないときに、机の横に置いておくと心が少し整う一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
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