
みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと。
岩井俊憲
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2022-08-26
この本について
チームで仕事をしていると、「なんでこんなことで揉めるんだろう」「部下が不機嫌な理由を毎回探してしまう」「注意したいけど角が立つのが怖い」みたいな、小さなひっかかりが積み重なることが多いですよね。自分もそこにずっと振り回されていて、正しさや感情に引っ張られるたびに、チームの空気がギクシャクしていくのを感じていました。 この本が助けになったのは、抽象的な精神論ではなく、現場の“あるある”をどう扱うかがとても具体的だったことです。例えば、部下が感情的になっているとき、相手を変えようとするのではなく「その人自身の問題として切り分ける」という視点。これだけでも、無駄に背負い込む苦しさが減りました。また、「目的」と「目標」をきちんと分けることで、チームの意見の衝突が“誰が正しいか”ではなく“建設的かどうか”に変わる感覚も実感できました。さらに、リーダーが全部手を出さず、部下と「共同で考える」姿勢に切り替えることで、任せる不安よりも対等なやり取りの手応えが増えていきました。 派手な方法は書いていないのですが、日々の小さな場面で「今より少しラクに、少し建設的に」チームを回すコツが、淡々と積み上げられている本です。正義や根性ではなく、現実的な関わり方を探したいリーダーに刺さると思います。
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