
優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか?――職場の心理的安全性が高まる本 (三笠書房 電子書籍)
林 健太郎
この本について
部下と話していて、「結局なにを感じてるのか全然つかめないまま終わったな…」とモヤモヤすること、けっこうありますよね。自分も同じで、沈黙が怖くて先に口を出したり、事実確認ばかりしてしまったりして、「本音を聞くってこんなに難しいのか」と何度も思ってきました。 この本は、そんな行き詰まりを無理に前向きに解決しようとするのではなく、「視点の置き方を少し変えると、会話そのものが変わるよ」という現実的なヒントが多いんです。たとえば、相手の“未来”を聞くことで話の方向が自然と広がること。沈黙を埋めるのではなく“待つ”ことで、相手の思考が動き出す瞬間が必ずあること。そして、上司側の感情も一緒に扱いながら、観察するように聞くことで、関係の質が整っていくこと。どれもすぐできるのに、意外と気づいていなかった視点でした。 読んでいて思ったのは、傾聴って「技術の習得」よりも、「相手が考えるための静かな時間を渡せるか」が本質なんだということ。こちらがListenの姿勢をちゃんと出すと、相手も少しずつ本音に近づいてくれる感覚があります。 部下との会話で「聞いているつもりなのに、うまく引き出せない」と悩んでいる人には特にしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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