
世界一やさしいコーチングの教科書: コーチングについてざっくりわかる! コーチングを知る・楽しむ・学ぶ
小泉健一
日本実業出版社 / 2019-01-20
この本について
仕事のことも将来のことも、頭では考えているつもりなのに「結局、何をどう決めたらいいのか分からないまま時間だけ流れるな…」と感じることがよくあります。人に相談しても、その人の経験がそのまま自分に当てはまるわけじゃないし、アドバイスを聞くほど迷いが増えることもあって。そんなときに、この本がちょうどよく腑に落ちました。 一番しっくりきたのは、コーチングが“答えをもらう場”ではなく、“自分で考えられるようになる場”として描かれているところです。心のどこかで「自分で決めたいのに決めきれない」というモヤモヤを抱えている人にとって、質問を投げかけられながら思考を整理していくプロセスの説明がとても現実的なんです。急に話すスピードが変わった瞬間を拾うような細かい観察や、自分の価値観のフィルターに気づく感覚など、具体的に「あ、こういう対話なら前に進めそうだな」とイメージしやすい。 もうひとつ良かったのは、コーチングが“テーラーメイド”であるという前提です。誰かの正解をそのまま借りるんじゃなくて、自分の知識やスキルを棚卸ししながら、自分に合う形で整えていく。この発想のおかげで、無理に背伸びする必要がなくなり、自分のペースで動いていいんだと少し肩の力が抜けました。 自分のやりたいことがぼんやりしていて、でもどこかでちゃんと向き合いたいと思っている人に刺さる一冊だと思います。
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