
世界はラテン語でできている (SB新書)
ラテン語さん
SBクリエイティブ / 2024-01-07
この本について
言葉の由来って気になるのに、調べようとすると一気に難しさが増して「まあいいか…」で終わること、けっこうあると思います。自分もずっとそのタイプでした。でも仕事で英語を使うようになるほど、単語の“ニュアンスの違い”が気になって、説明できない自分にもやもやしていました。 この本は、その引っかかりを無理なくほどいてくれました。たとえばhistoryが「探究」から来ているとか、AM/PMがラテン語の略だとか、romanの背景に俗ラテン語があるとか。知識というより、日々使っている言葉が急に立体的に見えてくる感じです。意味の暗記ではなく、語源の流れを知ることで、単語が頭の中で迷子になりにくくなるのがありがたいところでした。 もうひとつ助かったのは、単語のストーリーがそのまま記憶の手がかりになることです。muscleが「小さなネズミ」から来ているとか、alcoholのalはアラビア語の定冠詞だとか、cross the Rubiconの背景にシーザーの進軍があるとか。こういう具体的な場面があると、仕事や読書中にふと意味がつながる瞬間が増えます。 言葉に少しでも「引っかかり」を感じる人、語学の勉強が暗記中心でしんどい人には特に刺さる一冊だと思います。自分の言語感覚をゆっくり育てたいときにちょうどいい距離感の本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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