
教養の語源英単語 (講談社現代新書)
清水建二
講談社 / 2022-10-20
この本について
英語を読んでいて、「なんとなく意味は分かるけど、言葉そのものがどこから来たのか全然知らないな…」と感じることがよくあります。語彙を増やそうとしても暗記が続かないとか、ニュアンスの違いがつかめないまま使ってしまうとか、そんなモヤモヤを抱えたまま過ごしていました。 この本は、語源を“物語”として教えてくれるので、単語が急に立体的になります。たとえば、生きた動物名は英語で、料理された肉はフランス語由来になる背景を知ると、単語の選ばれ方に歴史が刻まれていることが分かりますし、wormとreptileの関係を知ると、辞書の意味だけでは拾えない変化の軌跡が見えてきます。また、dandelionやorthodonticsのように、同じ語根がどう広がっていくかを追うと、ばらばらの語彙が一つの線でつながる感覚が出てきます。 仕事で英語に触れる時も、単語の背景がわかると理解スピードが上がったり、語感の違いに気づけたりして、地味ですが確かな変化がありました。単語暗記が苦手というより、「覚える理由が見えないと続かない人」ほどしっくり来ると思います。 英語の“意味の奥行き”に興味がある人に、静かに効く一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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