
依存メンタルを力に変えるレッスン
バク@精神科医
大和書房 / 2022-07
この本について
人に振り回されて疲れたり、やる気が続かなくて自己嫌悪になったり、気づけばスマホや人間関係に“依存っぽく”なっている自覚があるのに抜け出すきっかけがつかめない。そんなモヤモヤを抱えているときって、自分のメンタルが弱いからだと思い込みがちなんですが、この本を読むと「脳の仕組みを知らないだけだったのかもしれない」と少し肩の力が抜けます。 特に刺さったのは、努力してもうまくいかなかったときの落ち込み方が脳のドーパミンと深く関係しているという話。次に成功したときの“予想外”がご褒美になるからこそ、今回の失敗がそこまで絶望じゃなくなるという視点は、仕事で空回りしがちな自分にはかなり現実的でした。また、人間関係でも「相手を選ぶ側の感覚」を取り戻すだけで、無理に縁をつなごうとして疲れるパターンから距離を置けるようになるところも、日常レベルで使える感覚だと思います。買い物や課金の話も、ただ「やめろ」ではなく、どういうときに満足度が下がりやすいかを脳の反応から説明してくれるので、行動の理由を自分でつかみやすくなります。 自分の気持ちが不安定な理由を言語化したい人や「依存っぽいけど何を直せばいいのかわからない」という感覚を抱えている人にとって、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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