
スマホ依存から脳を守る (朝日新書)
中山 秀紀
株式会社朝日新聞出版 / 2020-02-13
この本について
スマホを触りすぎている自覚はあるのに、手放すとなると妙な不安が出てくる。気分転換のつもりが、逆にイライラを増やしてしまうこともありますよね。自分でも理由がよくわからないまま、「やめたいのにやめられない」の悪循環にハマっている感じ、僕もずっとありました。 この本が良かったのは、依存を「意志の弱さ」で片付けないところです。快楽が欲しいというより、むしろ不快を避けるためにスマホに手が伸びてしまう仕組みが、かなり具体的に説明されています。特に、使っている間は気分が楽になるのに、使っていない時の不快度が段々と増えていく…という話は、自分の日常と重なってドキッとしました。また、スマホが「飽きることができないように設計されている」という視点も、無限スクロールに吸い寄せられる理由を腑に落ちる形で理解できました。 読みながら、完全に距離を置くかどうかはともかく、自分の心の重さがどこから来ているのかを把握できるだけで、スマホとの付き合い方が少し変わりました。手放すときの不快感も、時間とともに薄れていくという説明は、実践する勇気にもつながります。 「気づけばスマホに逃げてしまう理由を、ちゃんと理解しておきたい人」に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
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