
1秒で答えをつくる力――お笑い芸人が学ぶ「切り返し」のプロになる48の技術
本多 正識
ダイヤモンド社 / 2022-12-15
この本について
人と話していて、返事までの一瞬でつまずくことってありませんか。会議で急に振られて焦ったり、雑談でも言葉が出ずに「もっと気の利いた返しができたらな…」と後から考え込んだり。僕もずっとそのタイプで、頭の回転というより“間の取り方”で損していた気がします。 この本を読んで驚いたのは、芸人さんの世界で鍛えられる“切り返し”が、じつは特別な才能じゃなくて、情報量と反応の順番、そして日常でのちょっとした訓練で誰でも伸ばせるものだというところです。まず「反応→返答→考える」という流れに変えるだけで、会話の流れに置いていかれにくくなる感覚がありましたし、興味のないジャンルにあえて触れてみることで、思ってもみなかった言い換えや発想が出てくるのも体感として大きかったです。また、きよし師匠方式の“合いの手練習”は、地味に見えて、会話で間を空けない訓練としてかなり効きます。 読んでみて思ったのは、切り返しって「一発でうまく言う技術」ではなく、「普段からどれだけ頭に刺激を入れて、瞬発的に取り出せる状態にしておくか」という積み重ねなんだということ。真似の量がオリジナルをつくる、という話も、変に気負わず練習できる背中押しになりました。 雑談や会議の“ワンチャン”を逃しがちな人、返す言葉がとっさに見つからない人には、かなり現実的に効く本だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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