
神速で稼ぐ独学術
山田 竜也
技術評論社 / 2022-08-26
この本について
「このまま今のスキルを磨いていけばいいのか、それともまったく別の道に寄り道したほうがいいのか」。忙しいわりに手応えがなくて、学び方そのものに迷う時期ってありますよね。僕も同じことでぐるぐるしていた時に、この本の“学ぶテーマをどう選ぶか”という視点がすごく効きました。 面白いのは、まず最初に5年後の働き方と暮らし方を“3つのパターン”で描かせるところです。現実的な延長線、まったく違う挑戦、そして食べていけるかは一旦置く理想形。この3つを描くと、自分が何に迷っているのかがようやく輪郭を持ちます。そしてそこから、「直接」「間接」「趣味」の3つの独学領域を仕分けていく流れに入るのですが、これをやると不思議なくらい“不要な学習”が見えてきて、時間の使い方がかなり整います。 さらに、この本が推している“継続型目標”という考え方も実用的でした。何かを達成した瞬間に終わる目標ではなく、長く続けたい生活パターンとしての目標を据えることで、日々の勉強に意味づけがしやすくなるんです。書評を書いたり、イベントを小さく開いてみたりと、現実世界で試す前提の学び方が示されているのも地に足がついていて、自分の理解度を確かめるのにちょうどいい。 学ぶテーマの選び方でずっと迷ってきた人、インプットはしているのに“理解した感”が薄いままの人にとって、この本は地図というより「視界の整理」に近い役割をしてくれるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
読書の順序
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