
やせる筋肉の鍛え方 「痩筋力」を高める理論と実践
石井直方
学研プラス / 2022-09
この本について
運動しなきゃと思いつつ、何から手をつければいいのかモヤモヤしてしまうことってありませんか。筋トレも有酸素運動も大事と言われるけれど、順番や負荷のかけ方まで考え始めると、一気にハードルが上がってしまう。しかも年齢とともに筋肉は確実に減っていくと聞くと、焦るだけで結局動けないまま…というのは、僕自身けっこう長く抱えていた悩みでした。 この本が助かったのは、「やせるために必要な筋肉」が具体的に示されているところです。大腰筋や大腿四頭筋のような、日常でよく使うのに年齢とともに衰えやすい筋肉をどう鍛えればいいかが、理屈とセットでわかる。速筋は休んでいても熱を生みやすく、安静時代謝に関わっているという話も、運動習慣が不安定な身にはかなり刺さりました。そして、「筋トレ→有酸素」の順番がシンプルに整理されているので、迷ったときの基準が一つ手に入る感覚があります。さらに、関節を傷めやすい動作のポイントや、スロートレーニングなら切り返しの負担を抑えられることなど、続けたい人にとって現実的な工夫が書かれているのもありがたいところでした。 理論はしっかりしているのに、日常の動きと結びつけて読むと、無理のない範囲で何から始めればいいかが見えてくる本です。年齢による衰えを感じ始めて「そろそろ体を立て直したいけれど、過度にストイックにはなれない」という人には、ちょうどいい視点をくれると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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