
いのちのスクワット 鍛えれば筋肉は味方する (扶桑社BOOKS)
石井 直方
扶桑社 / 2023-12-08
この本について
年齢を重ねるほど、「前より疲れやすいな」とか「歩幅が狭くなってきた気がする」とぼんやり感じることが増えますよね。日々の忙しさに紛れて放置しがちですが、気づかないうちに筋肉が減っていると聞くと、ちょっと不安になります。しかも、ただ歩いているだけでは守れない筋肉がある、という指摘には自分もドキッとしました。 この本は、そんな漠然とした不安に対して、やるべきことをシンプルに教えてくれます。まず、筋肉は使わなければ確実に落ちるという現実を数字で示してくれるので、他人事ではなく「自分の問題」として受け取れます。さらに、衰えやすい筋肉がどこなのか、どの動きが日常生活のどんな場面に効いてくるのかが具体的で、特に大腿四頭筋や大腰筋が歩幅や転倒と直結している話は、姿勢だけでなく将来の生活まで想像させられました。そして、ゆっくり動くスロースクワットなら、高齢でも無理なく続けられるという現実的な方法が提示されていて、「これなら自分にもできるかも」と思えるのがありがたいところです。 がっつり筋トレ民というより、「最近ちょっと体力の衰えが気になるけど、何から手をつければいいか分からない」という人に特に刺さる本だと思います。自分の体との付き合い方を、いま一度ちゃんと考えたいときにゆっくり読むのがちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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