
自分をよろこばせる習慣
田中 克成
すばる舎 / 2023-02-07
この本について
仕事でも家でも気を張ってばかりで、ふと「自分の機嫌をとる余裕がないな」と感じる日が増えてきました。うまくいかないことをコントロールしようとして疲れたり、行動したいのに腰が重くて自己嫌悪になったり。そういう時期って誰にでもあると思います。 この本を読んで救われたのは、「大きな目標を達成するぞ」と力む話ではなく、日々の中で“自分が嫌いな時間を減らして、好きな自分でいられる時間を少し増やす”という、とても現実的な視点が続いているところでした。たとえば、朝と夜だけでも心地よい時間をつくることや、コントロールできることにだけ意識を向けること。あるいは、拾ったゴミを「1運気」として扱うような、小さな行動の積み重ねで気分が変わっていく感覚。こういう地味だけど効く習慣が多いので、自分の生活に置き換えやすいんです。 特に印象的だったのは、行動の4段階の話でした。言えない・動けない時期もあっていいし、「口だけ」で終わってしまう期間も悪いわけじゃない。むしろその積み重ねが、あとで行動する自分につながっていく。これを読んで、焦って自分を追い立てるより、今の自分をそのまま認めて進めばいいと思えるようになりました。 自分を整える時間をうまくつくれない人や、変わりたい気持ちはあるのに空回りしてしまう人には、静かに効く本だと思います。
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