
得する説明 損する説明 できる人の話し方、その見逃せない法則
伊藤 祐
PHP研究所 / 2002-03-20
この本について
仕事で説明がうまくまとまらなかったり、話しているうちに自分でも迷子になる瞬間ってけっこうありますよね。僕もよくやってしまって、「何が言いたいんだっけ…?」と後から落ち込むことが多いです。そんなとき、この本を読んで気づいたのは、説明のうまさって才能よりも“使う言葉のクセ”で大きく変わるんだな、ということでした。 たとえば、冒頭の「結論から申し上げると」という一言。これを口にするだけで、自分の頭も強制的に結論モードに入るんですよね。「理由は3つあります」と言えば、根拠を探す思考に切り替わる。「そもそも」と口にすれば、表面的な話から一段深い視点に戻れる。読者が保存していた抜粋は、まさに“話し方を整えると、自分の思考も整う”という部分に刺さっていたんだと思います。 実際、「つまり〜ということですね」と相手の話をまとめるだけでも、場の空気がスッと落ち着く場面ってあります。難しい技術ではなく、ちょっとしたフレーズの組み合わせで説明の印象が変わる。そう考えると、説明ってもっと気軽に改善できるんだなと思えました。 会議で話が散らかりがちな人や、伝わらない焦りを抱えている人に向いている一冊です。大げさに人生が変わるタイプの本ではないですが、日常の会話や仕事の場で“小さく効く”感覚が確かにありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
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