
時代を生き抜くリーダーに必要な「多動×巻き込み力」
及川貴生
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2022-12-23
この本について
マネージャーを任されてから、「自分も手を動かしてるのに、なぜ距離感だけは求められるんだろう」と戸惑うことが増えました。プレイングとマネジメントの境界があいまいなまま走り続けて、気づいたら誰もついてきていない感じ。頭では役割を分けなきゃと思っていても、現場のスピードに押されるとつい自分が動いてしまうんですよね。 この本は、そういう“モヤモヤしたリーダーの現実”に対して、表面的なテクニックではなく、視点の置き方をそっとずらしてくれる内容でした。たとえば、部下から見ればプレイングマネージャーは「同じプレイヤー」に見えてしまうという指摘。役割を言語化して線引きするだけで、余計な誤解が減る感覚がありました。また、理念やビジョンを丁寧に言葉にしていくプロセスは、チームを動かす前にまず自分の“心の健康状態”を整えることの重要さを思い出させてくれます。無理に引っぱるのではなく、気づいたら巻き込まれていたと思ってもらえる状態をつくる発想は、現場のリアルにかなり近いと思いました。 特に、どの道を選べばいいのか迷っている人ほど、魅力的な目標や渦に乗ることで前に進めるという話は、部下との関わりに迷っている時に読み返したくなる部分です。「チームを動かすって、結局こういうことかもしれない」と静かに腑に落ちます。 迷いながらリーダーを続けている人にこそ刺さる一冊です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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