
不倫―実証分析が示す全貌 (中公新書)
五十嵐彰 and 迫田さやか
この本について
「不倫って、結局“その人の性格”の問題なのか、それとも環境なのか」。そんなモヤモヤを抱えたまま、人の噂話に振り回されてしまうことがあると思います。自分がどう向き合うべきか判断したいだけなのに、感情だけが先走ってしまうというか、正直しんどいテーマです。 この本を読んで少し救われたのは、そこで語られているのが“個人の善悪”ではなく、“行動を生み出す構造”だったことです。例えば、結婚前の浮気経験がその後の不倫につながりやすいとか、男女で満たされないポイントが違うとか、本人の意思とは別にリスクを高める要因が淡々と示されていきます。配偶者の不倫を「その人の内面のせい」と思いやすい心理まで説明されていて、感情で判断しがちな場面ほど冷静さを取り戻せる感覚がありました。 もちろん、不倫を許すかどうかは誰にも決められません。ただ、何が起きているのかを一歩引いて見られるようになるだけで、自分を責めすぎたり、相手を単純化して憎んだりする負荷は確実に減ります。「なんとなく解消される不倫が多い」という事実も、状況を立体的に捉えるヒントになりました。 パートナーシップや家族にまつわる“説明のつかなさ”に疲れてしまった人に静かに届く本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




