
地銀と中小企業の運命 (文春新書)
橋本 卓典
文藝春秋 / 2023-03-17
この本について
地域の企業と向き合っていると、「結局どこから手をつければいいんだろう」とか、「金融機関との会話がかみ合わないまま時間だけ過ぎていく…」みたいなモヤモヤがつきまといます。相手もこちらも悪気はないのに、肝心の“現場で何が起きているか”が共有されないまま議論だけが抽象化していく、あの感じです。 『地銀と中小企業の運命』は、その行き違いの正体を具体的なケースで示してくれる本でした。たとえば、金融側が「貸せる/貸せない」だけで判断するのではなく、企業の課題を一緒に整理し、原価やプロセスを細かく言語化しながら行動変容まで伴走していく姿勢。あるいは、経営者自身が腹落ちするまで計画を共有し続けるプロセスの重要性。こういう“地味だけど効く”視点が、読みながらじわじわ自分の仕事にも刺さりました。 地域金融の話に見えて、実は「他人任せにせず、現場に入り、同じ空気を吸うところから始まる支援とは何か」という問いでもあります。中小企業と向き合う人、あるいは支援する立場の人ほど静かに効く一冊だと思います。ここ最近、相手の課題を“自分事”にできていない気がする…と感じている人には特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




