
特別支援教育が教えてくれた 発達が気になる子の育て方 【電子限定特典付】
平熱
かんき出版 / 2023-03-23
この本について
子どもの行動に振り回されて、「結局なにから手をつけたらいいんだろう…」と手が止まってしまうときってありますよね。できれば怒鳴りたくないし、かといって放っておくわけにもいかない。自分の関わり方が正しいのかもよく分からない。そういう迷いの中で、この本の言葉がいくつかスッと入ってきました。 まず印象的だったのは、目の前の“見えている行動”だけで判断しない視点です。「ウロウロする」子に「座って」と言うだけでは続かない、という当たり前のことを、環境や見通しという具体的な工夫に落として教えてくれます。また、「適切な距離を常にとる」というスタンスにも救われました。寄り添いすぎても放しすぎても難しい関係で、距離感そのものをスキルとして扱っていいんだ、と肩の力が抜けます。さらに、「できない」を責めるのではなく、「どうしたら少しでもできるかな」という仮説に変えていくアプローチは、子どもだけでなく大人の対人関係にもそのまま効く感覚でした。 特別支援教育の知識があるかどうかは関係なく、「行動の理由が見えなくて困っている人」にはかなり刺さると思います。自分一人で全部抱え込まなくていいと言われている感じがして、読み終わったあと少し呼吸がしやすくなりました。
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