
犯罪心理学者は見た危ない子育て (SB新書)
出口 保行
SBクリエイティブ / 2023-08-04
この本について
子どものことを思って動いているつもりなのに、「これって本当に助けになってるのかな…」と急に不安になることがあります。自分の判断が正しいかどうか分からないまま日々回している感じ、けっこうしんどいですよね。僕も、何かあるたびについ先回りしそうになってしまって、そのたびに立ち止まる…の繰り返しです。 この本は、そんなモヤモヤの背景にある“親側の思い込み”を整理してくれるところが効きました。たとえば、手助けしたくなる衝動は本能みたいなものだけど、その結果、子どもの問題解決の経験を奪ってしまうことがあること。逆に、放っておけばいいわけでもなく、「誰のための手助けか」を問い直す視点が必要なこと。さらに、過保護や高圧などの4つの養育態度を知ることで、自分のクセを客観的に見られるようになるところも大きかったです。自分を責めるためではなく、行きすぎを防ぐための地図をもらえる感覚に近いです。 完璧な親像を求めている人よりも、「正解は分からないけれど、できるだけ歪まない関わり方をしたい」というタイプに刺さると思います。子どもをどう育てるかというより、自分の中の癖や不安とどう向き合うかに目を向けたい人に、静かに届く一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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