
キャリアづくりの教科書
徳谷智史
ニューズピックス / 2023-06-28
この本について
転職やキャリアの話になると、「自分の強みって本当にこれでいいんだろうか」とか、「面接で何をどう話せばいいのか毎回モヤっとする」という声をよく聞きます。僕自身も似たような迷いをずっと抱えていて、職務経歴書を書きながら手が止まることもしょっちゅうでした。 この本がよかったのは、抽象的に“キャリアを考えよう”と言うのではなく、実際にどう行動すれば解像度が上がるのかがかなり具体的だったところです。たとえば、経験を語るときは成果だけでなくプロセスまで丁寧に説明すること、面接では受け身にならず仮説と質問を持ち込むこと、そして「Willを無理に見つけようとしなくてもいい」という視点の置き方。どれも、今日から試せるのに意外と誰も教えてくれない部分でした。 さらに、ライフラインチャートのような“自分の歴史を棚卸しするための道具”も丁寧に載っていて、強みや課題を曖昧なままにせず、言語化するところまでちゃんと伴走してくれます。読みながら、自分のキャリアを短期の成果ではなく、中長期の“BS”として見る感覚が少しずつ育つのを感じました。 今の仕事に小さな違和感がある人や、「次にどこへ向かえばいいかわからない」と感じている人にはとても刺さる一冊だと思います。僕と同じように、答えを急がずに一歩ずつ前に進みたいタイプの人には特に。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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