
静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力
ジャスティン ゾルン, リー マルツ, and 柴田 裕之
東洋経済新報社 / 2023-09-06
この本について
最近、人と話していても通知が気になったり、家に帰っても頭の中がざわざわしていて休まらない…そんな感覚を抱える人、多いですよね。自分もまさにそのタイプで、「疲れたわりに頭が静まらない」日が続いていたとき、この本の考え方にだいぶ助けられました。 特に刺さったのは、静寂って特別な場所にこもることじゃなくて、まずは自分の周りと内側にある“騒音に気づく”ところから始まるという点です。数秒だけでも訪れる小さな空白に気づく練習は、実際にやってみると意外と効きます。スマホを裏返して置いているだけでも思考の処理能力が落ちる、という話も、普段の落ち着かなさの原因に思い当たる人は多いはずです。また、静寂とは「何も考えない状態」ではなく、刺激に即反応しない余白をつくることだと書かれていて、これは日常の判断や人間関係にもそのまま効いてきます。 派手な変化が起こる本ではないですが、自分の注意の奪われ方にうっすら違和感がある人には、じわじわ効く内容です。特に、いつのまにか“常時オン”の状態が当たり前になっている人には、かなり刺さると思います。
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