
サイコパスに学ぶ成功法則
ケヴィン・ダットン and アンディ・マクナブ
竹書房 / 2016-07-22
この本について
最近、やるべきことが分かっていても気持ちが追いつかなかったり、過去の選択ばかり思い返して前に進めない瞬間がありませんか。僕も仕事で判断を迷うたびに、頭の中が未来の不安と後悔でパンパンになってしまうことがあります。そんなときにこの本を読んで、「視点の置き場所」を少しだけ調整する感覚をもらいました。 印象的だったのは、人の気質をミキシングコンソールみたいに「状況に合わせて少し上げ下げできる」と捉える発想です。サイコパス的な冷静さや集中力も、常に全開にする必要はなくて、必要な場面だけノブをひねる。そのイメージを持つだけで、プレッシャーの場面で気持ちが暴走しにくくなるんですよね。また、この本が繰り返し触れている「過去や未来に振り回されず、今に寄せる」という姿勢も、実行は難しいけれど、日常の小さな判断に効いてきます。完璧を目指すんじゃなく、ただ“今起きていることだけに集中する時間”を作るだけで、余計な迷いが減っていく感覚がありました。 もうひとつ助かったのは、説得の本質を「相手が自分のために動くように伝えること」としていた点です。仕事で依頼が通らないと自分の説明力不足だと思い込んでいましたが、そもそも伝え方の前提を間違えていたんだなと気づきました。 自分の気質を変えるのではなく、“扱い方”を知りたい人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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